複数の爪トラブルを同時にケア!巻き爪・肥厚爪・極小爪に悩む60代女性の症例紹介

60代女性です。
人差し指の爪が肥厚爪、薬指の爪が真上に伸び、小指の爪がほとんどない状態です。
サンダルを履くときに爪が気になってしまい、履きたいサンダルを諦めています。
ケアで改善できますか?

写真をみて

可能性があるのは

  • 親指以外の 第2〜第5趾の軽度〜中度の巻き爪
  • 爪の乾燥・角質化
  • 特に小趾(5趾)に「縦の割れ」「剥離気味」の変形
  • 足指の浮き(浮き指)の可能性が高い
  • 足指の使い方が弱く、巻き爪が複数指に出ている典型例

足全体の状態(施術前の様子)

今回の60代女性の症例では、親指だけでなく、第2〜第5趾(人差し指〜小指)にも巻き爪の兆候や爪の乾燥・変形が見られました。

爪の特徴

  • 小指(第5趾):乾燥による割れ・欠け
  • 第2〜第4趾:軽度の巻き込みと角質化
  • 足指がしっかり使えておらず「浮き指」が疑われる状態
  • 爪表面が乾燥し、爪が薄く割れやすくなっている

複数指に同時に巻き爪が起こる背景には、歩き方・足指の機能低下・靴の影響 が関係していることが多く、特に60代以降の女性に増える傾向があります。

当グループが重視しているポイント

巻き爪は「親指だけの問題」と思われがちですが、この症例のように、複数の指に巻き爪や変形がある場合は

  • 歩き方
  • 足指の使い方
  • 靴のフィッティング
  • 足裏の重心の偏り

などが深く関係しています。

そのため当店では、爪の補正だけでなく、足全体のバランス・歩き方アドバイス を同時に行い、再発しにくい土台づくりを重視しています。


監修:橋本智子
・看護師
・外来
・静岡沼津店オーナー
学生時代に酷い痛みをともなう巻き爪に悩まされ手術を受けてから現在も気を遣いながら生活している。病院や施設で仕事をしながら多くの方たちの足、爪をみて、爪切りや軟膏塗布を経験する中でフットケアの重要性を知りこの道に入る。