足の親指の爪が黄色く厚いのは外傷性肥厚爪？爪白癬との違いと対処法

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（原文）

約13年前にジムでフリーウェイトを足の親指に落として、爪が真っ黒になって一回落ちました。また生えたら黄色くなって変な匂いがして変な形になりました。爪床も厚くなって爪床の先が白くなっています。添付の写真ですが、先週上の爪が伸びて、肌に掘りそうになったので取ったので爪がかなり短くなっています。

足のお悩みにお答えいたします！

足の親指の爪が「黄色くなった」「分厚くなった」「変なにおいがする」とお悩みではありませんか？特に、過去に足をぶつけたり重い物を落とした経験がある方は、その外傷が原因で爪が変形し、外傷性肥厚爪（がいしょうせいひこうそう） になっている可能性があります。さらにその後、爪の隙間から白癬菌（水虫の原因菌）が入り込み、爪白癬 を併発しているケースも少なくありません。本記事では、外傷後に爪が黄色く厚くなる理由と、放置するとどうなるのか、そして改善のための医療とフットケアの方法についてQ&A形式でわかりやすく解説します。

外傷後に足の親指の爪が黄色く厚くなるのはなぜ？【Q&A】

Q1. 13年前に足の親指に重い物を落として爪が剥がれました。生え直したら黄色く厚くなり、臭いも出ています。これは何ですか？

これは 外傷性肥厚爪（がいしょうせいひこうそう） と考えられます。爪を強くぶつけたり潰したりすると、爪の根元（爪母）が傷ついて変形した爪が生えてきます。その後、爪の隙間から白癬菌（爪水虫）が入り込むと 爪白癬 を併発し、黄色〜茶色に変色し、分厚くボロボロになり、嫌な臭いが出ることがあります。

Q2. 放置するとどうなりますか？

放置すると爪はさらに厚くなり、靴に当たって痛みや炎症を起こすことがあります。また、爪白癬の場合は他の爪や足の皮膚に感染が広がり、家族にうつすリスクも高まります。爪の断片が皮膚に刺さり、巻き爪や陥入爪 を引き起こすこともあるため注意が必要です。

Q3. どうすれば治りますか？

まず皮膚科で顕微鏡検査を行い、白癬菌（カビ）がいるかを調べましょう。陽性なら、内服薬（イトラコナゾールやテルビナフィンなど）や外用薬で治療します。（医療機関の処方）
爪が厚すぎる場合は専門の器具で爪を薄く削ってから薬を塗ると浸透しやすく、治療効果が高まります。

※民間機関では疾患に対しての医療行為は行えません。

Q4. 自分でできる応急ケアはありますか？

応急的にできることは
① 爪を深く切らず、丸めて整える
② 清潔・乾燥を保ち、通気性の良い靴下・靴を選ぶ
③ 爪切りが難しい場合は無理せずフットケア専門家に任せる

ただし、自宅ケアだけでは根本改善は難しく、医療とフットケアの併用が最も効果的です。

Q5. フットケアサロンでは何をしてくれますか？

フットケア専門店では、専用器具で厚くなった爪を安全に削り、形を整えます。爪が皮膚に食い込むのを防ぎ、歩行時の痛みや感染リスクを減らすことができます。皮膚科の治療と併用することで、改善がスムーズになります。

編集後記

外傷によって変形した爪は「もう治らない」と諦めてしまう方も少なくありません。しかし実際には、皮膚科での治療とフットケアを組み合わせることで、多くのケースで見た目や痛みの改善が期待できます。特に外傷性肥厚爪は放置すると歩行の妨げになったり、爪白癬（水虫）を併発して感染が広がるリスクもあるため、早めの対応がとても大切です。

私たちのサロンでは、厚くなった爪を専用の器具で安全に削り、清潔で快適な状態へ導くサポートをしています。長年のお悩みも、まずは専門家に相談することで解決への第一歩となります。もし「足の親指の爪が厚い」「黄色く変色している」「靴に当たって痛い」などのお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。あなたの足元の健康を取り戻すお手伝いをいたします。